Yakuzadbw

シカマルは、正直ナルトの暗部としての素性を明かしたくなかった。 自分だけならいい。 だがナルトの素性を明かせば、必ず何らかの支障を来たす。 シカマルにとって非常に都合の悪い、支障が。 →次へ ←前へ ｶｽﾀﾏｲｽﾞ ©フォレストページナルトは呟く。 5歳の頃から暗部に所属するナルトは、国外任務が多く火の国の任務と言えば、ドベを装っていた下忍時代にやったものがほとんどだ。しかもどれもcかdランク。 「そういえば。そうだな・・・」 シカマルも同様らしい。ナルトとシカマルは互いに顔を合わせる。 「いいから早く！さっさとする！」 「は、はいってばよ！」 「お、おう！」 今のいのに逆らう術を、二人は持っていなかった。 いつもならナルトは、『瞬身の術』で行方を眩ますのだが今では自主的にいのの鞄を手に取っていた。 所謂、荷物持ち A Yellow Flash Of Light 暗部 ナルト シカマル 暗部 小説